Guns N' Roses Song Archives by yesterdazeで「Freddie Mercury」と一致するもの

Knockin' on Heaven's Door

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GN'Rライヴの定番曲として認知度の高い、Bob Dylanのカヴァー曲がこの「Knockin' on Heaven's Door」(オリジナルは'73年作サウンドトラック・アルバム「Pat Garrett & Billy the Kid」に収録)。

「Use Your Illusion 2」4曲目に収録されている訳だが、元々は’90年作サウンドトラック・アルバム「Days of Thunder」用にスタジオテイクを提供していた。なお同サウンドトラックでのヴァージョンは、「Use Your Illusion 2」ヴァージョンとはテイクこそ同じと思われるが、ヴォーカルパートがいくつか差し換えられる前で、またゴージャスなミックスを施す前の生々しい音源とあって人気も高い。

またライヴヴァージョンとして'87年6月28日London公演のものが「Live from the Jungle」へ、'92年4月20日Londonでおこなわれた「Freddie Mercury Tribute Concert」でのものがシングル「Knockin' on Heaven's Door」へ、ライヴアルバム「Live Era '87-'93」へ収録。そしてAndy Morahan監督によるPVも存在している。

ライヴ初演は'87年6月19日London公演。このショウが、GN'Rにとっては初の海外公演となる為、「レギュラーセットに加える事が出来て、比較的カヴァーしやすい曲を」という選曲基準で、同曲をピックアップしたそうだが、後の「Appetite for Destruction」ワールドツアー、「Use Your Illusion」ワールドツアーを通じて、ライヴには欠かせない大定番曲に。

また、メンバー誰しもの特別な曲でもあるようで、各人もソロやセッション活動でレパートリーに。Axlは'89年8月26日 Tom PettyのSyracuse公演に飛び入りして同曲で共演したり、'92年5月24日U2のVienna公演へも飛び入り、共演し、Axl/ Bonoによるツインヴォーカルを聴かせている。GN'Rとしても'01年1月1日Las Vegas公演以降、テンポをかなりスロウにしたヴァージョンでプレイしている。

Slashは'95年のSlash's Snakepitではプレイする事がなかったものの、'96年以降のSlash's Blues Ballではレギュラーセットに定着。また'99年のSlash's Snakepitでもレギュラーセットに定着していた。



GN'R 1987 London Flyer GN'R Knockin On Heavens Door Single GN'R Knockin On Heavens Door Promo Ost Days Of Thunder

Paradise City

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GN'Rライヴ大定番のエンディング締め曲「Pradise City」は、「Appetite for Destruction」アナログG面6曲目に収録。'88年8月16日East Rutherford公演、同年8月20日Donington Parkでの「Monsters of Rock」フェスティヴァルでの映像を中心とした躍動感溢れるPVも制作された。

'91年1月20日「Rock in Rio 2」での野外ライヴ映像がセルビデオ「Hard N' Heavy #13」に、'92年1月25日Las Vegas公演でのライヴ音源が「Live Era '87-'93」に、'92年2月22日東京公演でのライヴ映像が「Use Your Illusion World Tour 1992 inTokyo」に収録されている。

ライヴ初演は'86年1月18日Hollywood公演で、以降は「Appetite for Destruction」ワールドツアー、「Use Your Illusion」ワールドツアー、また'01年1月1日Las Vegas公演以降もほぼ全てのショウでアンコールラストの大定番曲として常に据えられている。

イレギュラーな曲順としては'92年4月20日Londonでおこなわれた「Freddie Mercury Tribute Concert」でのオープニングチューンだった事が有名?ライヴオープニングから、とてつもなくAxlのヴォーカルが伸びる、非常に珍しいショウとしても有名。

またIzzyが'00年4月の日本公演中、サウンドチェックで同曲をフルコーラス、しかもIzzyがヴォーカルをとってプレイしたのは後にも先にもこれ一度きりか?(詳細はYESTERDAZE #5参照)

また'01年12月、Ronnie Woodがおこなった3回のショウにSlashがゲスト参加。これらのライヴで「Slashの持ち歌1曲を演奏する」という事でピックアップされたのがコレ。Slash's Snakepitチューン「Just Like Anything」のインストヴァージョンから同曲へメドレー形式でプレイ。サビでRonnieとSlashのツインヴォーカル(!!!)が聴けるというレアなアレンジ。この映像は、Ronnie Woodの'01年12月11日London公演を収録したライヴDVD「Far East Man」で見れます。

また'02年4月29日Hollywoodでおこなわれた「Randy Castillo's Memorial Benefit Concert」にてSlash/ Duff/ Matt SorumがBuckcherryのJoshua Todd/ Keith Nelsonと共演し、セルフカヴァー。同ラインナップは、後のVelvet Revolver結成に至るテストの意味を込めたセッションとして知られる(ほどなく消滅することに)。

またFreaks in the Room/ Adler's Appetiteもセルフカヴァー。

GN'R Paradise City Jap 3inch GN'R Paradise City Us Mc Hardn Heavy 13 Jap VHS Hardn Heavy 13 Uk Advert

Tavaszi Szel Vizet Araszt

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GN'Rの'92年5月22日Budapest公演で、Axlが歌ったのはハンガリー民謡「Tavaszi Szel Vizet Araszt」だった。

「この曲を、ここで歌うのは夢のようだ」とステージ上で語るAxl。おそらくはQueenの公式ライヴヴィデオ「Live in Budapest」で、フレディーマーキュリー Freddie Mercuryが同曲を歌うシーンを目にしたからか?Slashだけが伴奏をつけ、Freddie同様に発音の難しいマジャール語で少しメロディーを変えてAxlが歌っています。

勿論この曲が歌われたのは後にも先にもなく、この一回限り。

We Will Rock You

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'92年4月20日Londonで行われた「The Freddie Mercury Tribute Concert」にて、QueenをバックにAxlがゲストヴォーカルとして参加し、Queenの'77年作「News of the World」収録曲「We Will Rock You」で共演が実現した。

その2ヶ月後の同年6月13日GN'RのLondon公演には、お返しでなのか Brian Mayがゲスト出演し、同曲で共演した記録があり。

Tie Your Mother Down

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GN'Rの'92年6月13日London公演にBrian Mayがゲスト出演、Queenの代表曲の一つ「Tie Your Mother Down」で共演した(オリジナルは'76年作「A Day at the Races」に収録)。

また'92年4月20日にLondonで行われた「The Freddie Mercury Tribute Concert」で、Queenをバックに従え、Def LeppardのJoe Elliottと共にSlashがゲスト参加した模様が、同公演を収録したライヴヴィデオで見ることが出来る。

またその1年後の'93年4月5日には、Los Angelesで収録された The Brian May Bandのスタジオライヴに、再びSlashがゲスト参加。その模様は、Brian Mayのシングル「Resurrection」のカップリングとして聴くことが出来る。

そして、さらにSlash's Snakepitの’95年ワールドツアーで、アンコールに日替わりカヴァー曲として同曲が度々ピックアップされていた。同年5月13日Hollywood公演にはDuffが飛び入り、共演を果たしたのもコレ。