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Raw Power

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GN'R「The Spaghetti Incident?」5曲目に収録された、Iggy and The Stoogesのカヴァー曲が「Raw Power」(オリジナルは'73年作「Raw Power」に収録)。Duff/ Axlによるツインヴォーカルをきかせる、迫力あるヴァージョンに仕上がっている。

残念ながらGN'Rでライヴ演奏されたことはないが、Duffは後に自身のレパートリー化し、'93-94年ソロツアーでは勿論、Neurotic Outsiders/ Loaded(ライヴヴァージョンが聴けるのは、'99年作ライヴアルバム「Episode 1999: Live」と'08年新装再発盤「Dark Days: Bonus Edition」にて)などで頻繁にプレイしている。

Reckless Life

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ファーストepに「Live Like a Suicide(勿論後に「GN'R Lies」にも)」収録された、GN'R公式発表オリジナル曲第1弾となる「Reckless Life」は、「Appetite for Destruction」で結実する、荒削りなようでいて緻密なアレンジを駆使したソングライティングはまだ姿を見せず、勢い一発の感も強いが、底知れぬエネルギーが溢れ出ている佳曲。

ただ原曲はRose/ Hollywood Rose時代からあるもので、当時は「Wreckless」と題されていたもの。当時の音源がHollywood Rose「The Roots of Guns N' Roses」に収録され、'05年に陽の目を見ている。

アルバムデビュー以前にはライヴレパートリーだったが、「Appetite for Destruction」ツアーでピックアップされる事はなく、「Skin N' Bones」ツアーで突如復活、'93年3月17日のBoston公演などで同時期に3回の演奏記録があるものの、当時のメンバーとはリズムのドライヴ感が全く異なるため、ずいぶん印象は異なる。

Riad n' the Bedouins

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GN'R「Chinese Democracy」9曲目に収録された「Riad n' the Bedouins」は、長らくの間ファンには「Rhiad and the Bedouins」という曲名で知られてきた、AxlとTommy Stinsonによる共作のインダストリアルロック風ロックチューン。

ドラムはBrainのテイクだが、ドラムアレンジをJosh Freeseが手掛けていることもあってか、フィルインが派手に入った轟音ドラムが炸裂している。更にはギターソロをBumblefootとBucketheadが順に担当、アヴァンギャルドなサウンドに仕上げているのが印象的。

ライヴ初演は'01年1月1日Las Vegas公演で、その後'02年ツアー時まで時折プレイされていたが、同年11月21日Auburn Hills公演を最後にプレイされていない。

GN'R Live In Las Vegas Advert

Right Next Door to Hell

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GN'R「Use Your Illusion 1」1曲目に収録されたファストチューン「Right Next Door to Hell」のライヴ初演は、ウォームアップツアーとなった'91年5月11日Hollywood公演のオープニング曲として。

ライヴだとテンポが速過ぎて演奏にまとまりを欠くからか、「Use Your Illusion」ワールドツアーでは'91年8月までに時折ピックアップされた程度で、なかなかもともに聴かせることは出来ず、後にはプレイされた記録がない惜しい一曲。


Rock and Roll

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GN'Rの'88年1月31日、NYC公演セカンドセットでLed Zeppelinの超有名曲カヴァー「Rock and Roll」(オリジナルは'71年作「4」に収録)を、Axl抜きで演奏(ヴォーカルはGN'Rクルーの一人だったそう)。

またAxlがデビュー前には師と仰いでいたヴォーカリスト、Richard Black率いるカリフォルニアのロックバンドShark Islandの'86年4月26日West Hollywood公演に、AxlがTracii Gunsと飛び入りした際にプレイ。AxlとRichardがツインリードヴォーカルを担当した。

Rocket Queen

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「Rocket Queen」はデビュー前からレパートリーにあった、GN'Rオリジナルチューンとしても極初期の一曲で、「Appetite for Destruction」アナログR面6曲目に収録されている。また「Live Era '87-'93」では、'92年1月25日Las Vegas公演でのライヴヴァージョンも聴ける。

世界的に出回っているリハーサル音源が数ヴァージョン耳に出来るが、後の最終型アルバムヴァージョンと比較するとアレンジが多少異なり、完成度に大きな隔たりを感じる。

ライヴ初演は'86年1月18日Hollywood公演で、その後「Appetite for Destruction」ワールドツアー中はレギュラーセットに定着、日によってはStevenのドラムソロを導入していたことでも知られる。

その後、'91年中には比較的プレイされていたが、'92年は時折ピックアップされる程度で、同年7月29日East Rutherford公演を最後に「Use Your Illusion」ワールドツアーでは演奏されていない。

そして'01年1月1日Las Vegas公演で復活した後も、時折ピックアップされている。また、未発表のオリジナル・チューン「It Tastes Good, Don't It?」を間奏に導入、メドレー形式でプレイされることもアリ。そのウチの1回は'92年2月22日東京公演で、その模様は公式ライヴヴィデオ「Use Your Illusion World Tour '92 in Tokyo」で見ることが出来る。

また、Freaks in the Room/ Adler's Appetiteでセルフカヴァー曲としてピックアップしていた。

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