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This I Love

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GN'R「Chinese Democracy」13曲目に収録された「This I Love」は、90年代末頃から存在すると言われてきたスロウでメロウな楽曲で、アルバム唯一Axl独りのペンによるもの。フィルムスコア、アレンジャーのMarco BeltramiとAxlがオーケストラアレンジを手掛け、日本の歌謡曲的メロディーを活かして大仰に盛り上がるのが、GN'Rとしては異色の一曲と言える。

ライヴでの演奏記録はない。

Tavaszi Szel Vizet Araszt

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GN'Rの'92年5月22日Budapest公演で、Axlが歌ったのはハンガリー民謡「Tavaszi Szel Vizet Araszt」だった。

「この曲を、ここで歌うのは夢のようだ」とステージ上で語るAxl。おそらくはQueenの公式ライヴヴィデオ「Live in Budapest」で、フレディーマーキュリー Freddie Mercuryが同曲を歌うシーンを目にしたからか?Slashだけが伴奏をつけ、Freddie同様に発音の難しいマジャール語で少しメロディーを変えてAxlが歌っています。

勿論この曲が歌われたのは後にも先にもなく、この一回限り。

There was a Time

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GN'R「Chinese Democracy」6曲目に収録された「There was a Time」は、Axl/ Paul Tobias/ Dizzy Reedによる共作で、アルバム中最も長い曲。

新旧ギタリスト5人に加え、Axlまでもがギターで参加(録音エンジニアはBilly Howerdel/ A Perfect Circleのギタリスト)。オーケストラアレンジはStreet of Dreams/ Madagascar同様にPaul Buckmaster/ Marco Beltramiを中心に、Axl/ Dizzy Reed/ Chiris Pitmanが名を連ねている。近年ではすっかり使われなくなった、(Chris Pitmanによる)メロトロンまでフューチャーされた。

ライヴ初演は'06年5月12日NYC公演で、その直後は連日のようにパフォーマンスされたものの、同年5月25日Madrid公演を最後に全くプレイされた記録はない。

Think About You

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GN'R「Appetite for Destruction」アナログR面2曲目に収録されているのは「Think About You」。

ライヴ初演は'86年1月18日Hollywood公演で、同年9月21日Los Angels公演迄は暫しプレイされるも、その後「Appetite for Destruction」ワールドツアー、「Use Your Illusion」ワールドツアーでは全くプレイされることがなかった。

が、'01年1月1日Las Vegas公演で約14年振りにライヴでプレイされ、'02年ワールドツアー中まで引き続きレギュラーセットに。その後、'06年中にIzzyがゲストとしてツアーに同行したショウではレギュラーセットに組み込み、共演していたが、Izzy不在のショウで演奏された記録はない。

Too Much Too Soon

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GN'R「Use Your Illusion」デモ音源として、世界的に広く出廻っているうちの一曲が「Too Much Too Soon」。リズムマシンをバックに、おそらくはSlash/ Duff/ Axlの3人で制作したものだと推測される。

リズムマシンのハンドクラッピング音が、曲調に対して妙に軽快で、もし完パケ・テイクが仕上がったとしても、「Use Your Illusion」アルバムに収録される事は無いと思われる程にキャッチー/ポップ。もちろんライヴでプレイされた記録はない。

Train Kept a-Rollin'

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GN'R「Use Your Illusion」ツアー中の'92年6月6日Paris公演のアンコールで、AerosmithのSteven TylerとJoe Perryがゲスト出演。ツインヴォーカル、トリプルギターの豪華共演が実現したのが、Aerosmithのカヴァーでも有名な The Yardbirdsチューン「Train Kept a-Rollin'」だった(オリジナルは'65年作「Having a Rave Up」に収録。また Aerosmithヴァージョンは'74年作「Get Your Wings」に収録)。

GN'Rとしてはこれが初演となり、翌'93年には「Double Talkin' Jive」間奏のジャムパートで幾度となく演奏されることに。また'90年3月3日、AerosmithのInglewood公演にAxlとSlashが飛び入りし、同曲で共演した。

 Aerosmith Ticket Inglewood 1990

Tie Your Mother Down

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GN'Rの'92年6月13日London公演にBrian Mayがゲスト出演、Queenの代表曲の一つ「Tie Your Mother Down」で共演した(オリジナルは'76年作「A Day at the Races」に収録)。

また'92年4月20日にLondonで行われた「The Freddie Mercury Tribute Concert」で、Queenをバックに従え、Def LeppardのJoe Elliottと共にSlashがゲスト参加した模様が、同公演を収録したライヴヴィデオで見ることが出来る。

またその1年後の'93年4月5日には、Los Angelesで収録された The Brian May Bandのスタジオライヴに、再びSlashがゲスト参加。その模様は、Brian Mayのシングル「Resurrection」のカップリングとして聴くことが出来る。

そして、さらにSlash's Snakepitの’95年ワールドツアーで、アンコールに日替わりカヴァー曲として同曲が度々ピックアップされていた。同年5月13日Hollywood公演にはDuffが飛び入り、共演を果たしたのもコレ。


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