GN'Rの'07年7月21日大阪公演終了後の深夜、市内のクラブでおこなったアフターショウで、AxlはBumblefootと一緒に、Tom Jonesチューン「It's Not Unusual」でデュエットしたとのこと(オリジナルは'67年作「Green, Green Grass of Home」に収録)。
1-2: Axl_sessionssong listings
GN'R「Use Your Illusion」ワールドツアー中の'93年5-7月、ショウの中盤に設けられたアコースティックセットに定着したThe Rolling Stonesのカヴァー曲「Dead Flowers」(オリジナルは'71年作「Sticky Fingers」に収録)。ライヴ初演は'93年5月30日Milton Keynes公演だった。
その1年後にリリースされたGilby Clarkeの'94年作「Pawnshop Guitars」に同曲が収録。Axlがリードヴォーカルとピアノでゲスト参加した事は当時話題になった。
またSlash's Snakepitでも、'95年7月20/21日のBuenos Aires公演で同曲をプレイした記録が残っている。
GN'Rがアルバムデビュー前にライヴレパートリーとして幾度となくプレイしていたElvis Presleyのカヴァー曲「Heartbreak Hotel」(オリジナルは'56年作「Elvis Presley」に収録)は、当時のリハーサル音源が広く出廻っている。
ライヴ初演は'86年1月18日Hollywood公演辺りだと思われるが、GN'Rとしてはその後レパートリーから姿を消してしまう。その一方で'89年9月6日には、Los Angelesで行われた「MTV Video Music Awards」授賞式で、AxlとIzzyがTom Pettyのステージにゲスト参加。同曲で共演しているのが、当時のTV映像で目に出来る。
またSlash's Blues Ballでも'96年12月5日New York City公演、そして'98年1月31日「NAMM」のプライヴェートショウとして行われたHollywood公演(これがSlash's Blues Ballのラストショウ)のみでプレイされた記録有り。
GN'Rライヴの定番曲として認知度の高い、Bob Dylanのカヴァー曲がこの「Knockin' on Heaven's Door」(オリジナルは'73年作サウンドトラック・アルバム「Pat Garrett & Billy the Kid」に収録)。
「Use Your Illusion 2」4曲目に収録されている訳だが、元々は’90年作サウンドトラック・アルバム「Days of Thunder」用にスタジオテイクを提供していた。なお同サウンドトラックでのヴァージョンは、「Use Your Illusion 2」ヴァージョンとはテイクこそ同じと思われるが、ヴォーカルパートがいくつか差し換えられる前で、またゴージャスなミックスを施す前の生々しい音源とあって人気も高い。
またライヴヴァージョンとして'87年6月28日London公演のものが「Live from the Jungle」へ、'92年4月20日Londonでおこなわれた「Freddie Mercury Tribute Concert」でのものがシングル「Knockin' on Heaven's Door」へ、ライヴアルバム「Live Era '87-'93」へ収録。そしてAndy Morahan監督によるPVも存在している。
ライヴ初演は'87年6月19日London公演。このショウが、GN'Rにとっては初の海外公演となる為、「レギュラーセットに加える事が出来て、比較的カヴァーしやすい曲を」という選曲基準で、同曲をピックアップしたそうだが、後の「Appetite for Destruction」ワールドツアー、「Use Your Illusion」ワールドツアーを通じて、ライヴには欠かせない大定番曲に。
また、メンバー誰しもの特別な曲でもあるようで、各人もソロやセッション活動でレパートリーに。Axlは'89年8月26日 Tom PettyのSyracuse公演に飛び入りして同曲で共演したり、'92年5月24日U2のVienna公演へも飛び入り、共演し、Axl/ Bonoによるツインヴォーカルを聴かせている。GN'Rとしても'01年1月1日Las Vegas公演以降、テンポをかなりスロウにしたヴァージョンでプレイしている。
Slashは'95年のSlash's Snakepitではプレイする事がなかったものの、'96年以降のSlash's Blues Ballではレギュラーセットに定着。また'99年のSlash's Snakepitでもレギュラーセットに定着していた。
GN'Rの'88年1月31日、NYC公演セカンドセットでLed Zeppelinの超有名曲カヴァー「Rock and Roll」(オリジナルは'71年作「4」に収録)を、Axl抜きで演奏(ヴォーカルはGN'Rクルーの一人だったそう)。
またAxlがデビュー前には師と仰いでいたヴォーカリスト、Richard Black率いるカリフォルニアのロックバンドShark Islandの'86年4月26日West Hollywood公演に、AxlがTracii Gunsと飛び入りした際にプレイ。AxlとRichardがツインリードヴォーカルを担当した。
GN'R「Use Your Illusion」ツアー中の'92年6月6日Paris公演のアンコールで、AerosmithのSteven TylerとJoe Perryがゲスト出演。ツインヴォーカル、トリプルギターの豪華共演が実現したのが、Aerosmithのカヴァーでも有名な The Yardbirdsチューン「Train Kept a-Rollin'」だった(オリジナルは'65年作「Having a Rave Up」に収録。また Aerosmithヴァージョンは'74年作「Get Your Wings」に収録)。
GN'Rとしてはこれが初演となり、翌'93年には「Double Talkin' Jive」間奏のジャムパートで幾度となく演奏されることに。また'90年3月3日、AerosmithのInglewood公演にAxlとSlashが飛び入りし、同曲で共演した。
GN'Rとしてはこれが初演となり、翌'93年には「Double Talkin' Jive」間奏のジャムパートで幾度となく演奏されることに。また'90年3月3日、AerosmithのInglewood公演にAxlとSlashが飛び入りし、同曲で共演した。