ファーストep「Live Like a Suicide」に(もちろん後に「GN'R Lies」にも)収録された「Mama Kin」は、ご存知Aerosmith(オリジナルは'73年作「Aerosmith」に収録)のカヴァーだが、イントロを短くアレンジし、本家を上回るダイナミックな演奏がインパクト大の一曲。
ライヴ初演は'85-'86年頃と考えられており、アルバムデビュー以前にはライヴレパートリーであったが、「Appetite for Destruction」ツアーではたまにピックアップされる程度になり、「Use Your Illusion」ツアーでは姿を消す。
唯一プレイされたのはPay Per Viewで同時中継が行われた'92年6月6日Paris公演で、AerosmithのSteven TylerとJoe Perryがアンコールでゲスト参加したヴァージョンである。また後に、お遊び程度ではあるが、'06年7月14日「Bilbao Live Festival」で同曲イントロのさわりだけをプレイした記録あり。
また'02年4月29日にHollywoodで行われたRandy Castilloの追悼チャリティショウでは、元GN'RのSlash/ Duff/ Mattに加え、BuckcherryのJosh Todd/ Keith Nelsonによる即席バンドが、Steven Tylerをゲストヴォーカルに迎えプレイした事でも知られる(もちろんこれは、後のVelvet Revolverへの礎として知られる原型バンド)。