3-2: Duff_sessionssong listings

Attitude

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GN'R「The Spaghetti Incident?」9曲目に収録された、ハードコア・パンクバンド The Misfitsのカヴァー曲が「Attitude」(オリジナルは'78年作7インチシングル「Bullet」収録)。Duffがリードヴォーカルをとり、珍しくSlashのバッキングヴォーカルが轟く、ゴリゴリな演奏(ただしAxlは不参加)。

GN'Rの'88年初来日時、Axlが言及していたパンクカヴァーアルバムの構想に含まれ、当時からのレパートリーだとも考えられているが、GN'Rでの公式音源化は'92年作ライヴヴィデオ「Use Your Illusion World Tour 1992 in Tokyo」まで待つことに。

ライヴ初演は「Use Your Illusion」ワールドツアー中の'91年12月5日、Gilby Clarke参加後初のショウとなったWorcester公演にて。以降'93年7月17日ツアーファイナルのBuenos Aires公演に至るまでレギュラーセットに据えられた。

後にもDuffがソロ活動時にずっとレパートリー化したことでも知られており、Neurotic Outsiders/ Loaded/ Izzy Stradlinでのライヴでも披露している。

Misfits Bullet

Honky Tonk Women

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'88年1月14日、West ArkeenとDel Jamesを加えたGN'Rの変名バンド The Drunk FuxによるHollywood公演で、The Rolling Stonesのカヴァー曲「Honky Tonk Women」(オリジナルは'69年作「Through the Past Darkly」に収録)をプレイ。

また'93年5月30日GN'RのMilton Keynes公演ではRoniie Wood とMichael Monroeをゲストに迎えてプレイ。また同月14日にHollywoodで行われたチャリティーショウに The Drunk Fux名義で出演、その場にAxlは居なかったものの、同曲をプレイしたことでも知られる。

また'93年5月14日、再びThe Drunk Fux名義を持ち出した面々(但しメンツは多少変更あり。GN'RからはSlash/ Duff/ Matt Sorum/ Gilby Clarke、そしてZakk WyldeやLemmyらが参加)は、Hollywoodでのチャリティーショウでも同曲をプレイした。

このように幾度となくライヴ演奏はしているが、GN'Rとして公式音源はリリースしていない。

Mama Kin

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ファーストep「Live Like a Suicide」に(もちろん後に「GN'R Lies」にも)収録された「Mama Kin」は、ご存知Aerosmith(オリジナルは'73年作「Aerosmith」に収録)のカヴァーだが、イントロを短くアレンジし、本家を上回るダイナミックな演奏がインパクト大の一曲。

ライヴ初演は'85-'86年頃と考えられており、アルバムデビュー以前にはライヴレパートリーであったが、「Appetite for Destruction」ツアーではたまにピックアップされる程度になり、「Use Your Illusion」ツアーでは姿を消す。

唯一プレイされたのはPay Per Viewで同時中継が行われた'92年6月6日Paris公演で、AerosmithのSteven TylerとJoe Perryがアンコールでゲスト参加したヴァージョンである。また後に、お遊び程度ではあるが、'06年7月14日「Bilbao Live Festival」で同曲イントロのさわりだけをプレイした記録あり。

また'02年4月29日にHollywoodで行われたRandy Castilloの追悼チャリティショウでは、元GN'RのSlash/ Duff/ Mattに加え、BuckcherryのJosh Todd/ Keith Nelsonによる即席バンドが、Steven Tylerをゲストヴォーカルに迎えプレイした事でも知られる(もちろんこれは、後のVelvet Revolverへの礎として知られる原型バンド)。

New Rose

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GN'R「The Spaghetti Incident?」2曲目に収録されたThe Damnedのカヴァー曲「New Rose」(オリジナルは'77年作「Damned Damned Damned」に収録)。

Duffがリードヴォーカルをとり、Axlはレコーディングに不参加。GN'Rではプレイされていないが、Duffは自身のレパートリーにしており、'93-94年ソロツアー、Loadedでもレギュラーセットに据えていた。

またNeurotic Outsidersのレギュラーセットにも入っており、'93年9月26日London公演(まだNeurotic Boy Outsiders時代ですが)では飛び入りしたSimon Le Bonとの共演もあったり、Loadedの'01年「Fire Wire」ツアーで来日時には、Zilch/ JらのアンコールにDuffが呼ばれ、ギター兼ヴォーカルで参加したこともある一曲。

Nice Boys

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ファーストep「Live Like a Suicide」に(勿論、後に「GN'R Lies」にも)収録された「Nice Boys」は、豪・ハードR&RバンドRose Tattoo(オリジナルは'78年作「Rock'n'Roll Outlaw」収録)にも引けを取らない疾走感が痛快な必殺カヴァー。

ライヴ初演は'85-'86年頃と考えられており、アルバムデビュー以前にはライヴレパートリーだったが、以降はセットから一旦姿を消す。そして'93年2月から始まった、別名「Skin N' Bones」ツアーで突如復活。Matt Sorumのドラミングゆえ、Steven Adlerによる当時の荒削りなものとは一線を画す非常にタイトな演奏だったが、まさかの選曲は当時のファンを唸らせた。

また'07年6月には、'93年同様にオーストラリアツアーのサポートアクトをつとめたRose TatooのヴォーカリストAngry Andersonが、23日Sydney公演から数回にわたりGN'Rと共演。AxlとAngry Andersonのツインヴォーカルを披露したことも記憶に新しい。

また、前述の'93年オーストラリアツアー(Rose Tattoがサポートアクトとして同行)ではショウのオフ日だった'93年1月31日におこなわれたRose TattoのMelbourne公演にSlashとDuffが飛び入りし、同曲で共演した記録あり。

Paradise City

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GN'Rライヴ大定番のエンディング締め曲「Pradise City」は、「Appetite for Destruction」アナログG面6曲目に収録。'88年8月16日East Rutherford公演、同年8月20日Donington Parkでの「Monsters of Rock」フェスティヴァルでの映像を中心とした躍動感溢れるPVも制作された。

'91年1月20日「Rock in Rio 2」での野外ライヴ映像がセルビデオ「Hard N' Heavy #13」に、'92年1月25日Las Vegas公演でのライヴ音源が「Live Era '87-'93」に、'92年2月22日東京公演でのライヴ映像が「Use Your Illusion World Tour 1992 inTokyo」に収録されている。

ライヴ初演は'86年1月18日Hollywood公演で、以降は「Appetite for Destruction」ワールドツアー、「Use Your Illusion」ワールドツアー、また'01年1月1日Las Vegas公演以降もほぼ全てのショウでアンコールラストの大定番曲として常に据えられている。

イレギュラーな曲順としては'92年4月20日Londonでおこなわれた「Freddie Mercury Tribute Concert」でのオープニングチューンだった事が有名?ライヴオープニングから、とてつもなくAxlのヴォーカルが伸びる、非常に珍しいショウとしても有名。

またIzzyが'00年4月の日本公演中、サウンドチェックで同曲をフルコーラス、しかもIzzyがヴォーカルをとってプレイしたのは後にも先にもこれ一度きりか?(詳細はYESTERDAZE #5参照)

また'01年12月、Ronnie Woodがおこなった3回のショウにSlashがゲスト参加。これらのライヴで「Slashの持ち歌1曲を演奏する」という事でピックアップされたのがコレ。Slash's Snakepitチューン「Just Like Anything」のインストヴァージョンから同曲へメドレー形式でプレイ。サビでRonnieとSlashのツインヴォーカル(!!!)が聴けるというレアなアレンジ。この映像は、Ronnie Woodの'01年12月11日London公演を収録したライヴDVD「Far East Man」で見れます。

また'02年4月29日Hollywoodでおこなわれた「Randy Castillo's Memorial Benefit Concert」にてSlash/ Duff/ Matt SorumがBuckcherryのJoshua Todd/ Keith Nelsonと共演し、セルフカヴァー。同ラインナップは、後のVelvet Revolver結成に至るテストの意味を込めたセッションとして知られる(ほどなく消滅することに)。

またFreaks in the Room/ Adler's Appetiteもセルフカヴァー。

GN'R Paradise City Jap 3inch GN'R Paradise City Us Mc Hardn Heavy 13 Jap VHS Hardn Heavy 13 Uk Advert

Tie Your Mother Down

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GN'Rの'92年6月13日London公演にBrian Mayがゲスト出演、Queenの代表曲の一つ「Tie Your Mother Down」で共演した(オリジナルは'76年作「A Day at the Races」に収録)。

また'92年4月20日にLondonで行われた「The Freddie Mercury Tribute Concert」で、Queenをバックに従え、Def LeppardのJoe Elliottと共にSlashがゲスト参加した模様が、同公演を収録したライヴヴィデオで見ることが出来る。

またその1年後の'93年4月5日には、Los Angelesで収録された The Brian May Bandのスタジオライヴに、再びSlashがゲスト参加。その模様は、Brian Mayのシングル「Resurrection」のカップリングとして聴くことが出来る。

そして、さらにSlash's Snakepitの’95年ワールドツアーで、アンコールに日替わりカヴァー曲として同曲が度々ピックアップされていた。同年5月13日Hollywood公演にはDuffが飛び入り、共演を果たしたのもコレ。


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