ファーストep「Live Like a Suicide」に(勿論、後に「GN'R Lies」にも)収録された「Nice Boys」は、豪・ハードR&RバンドRose Tattoo(オリジナルは'78年作「Rock'n'Roll Outlaw」収録)にも引けを取らない疾走感が痛快な必殺カヴァー。
ライヴ初演は'85-'86年頃と考えられており、アルバムデビュー以前にはライヴレパートリーだったが、以降はセットから一旦姿を消す。そして'93年2月から始まった、別名「Skin N' Bones」ツアーで突如復活。Matt Sorumのドラミングゆえ、Steven Adlerによる当時の荒削りなものとは一線を画す非常にタイトな演奏だったが、まさかの選曲は当時のファンを唸らせた。
また'07年6月には、'93年同様にオーストラリアツアーのサポートアクトをつとめたRose TatooのヴォーカリストAngry Andersonが、23日Sydney公演から数回にわたりGN'Rと共演。AxlとAngry Andersonのツインヴォーカルを披露したことも記憶に新しい。
また、前述の'93年オーストラリアツアー(Rose Tattoがサポートアクトとして同行)ではショウのオフ日だった'93年1月31日におこなわれたRose TattoのMelbourne公演にSlashとDuffが飛び入りし、同曲で共演した記録あり。