ファーストepに「Live Like a Suicide(勿論後に「GN'R Lies」にも)」収録された、GN'R公式発表オリジナル曲第1弾となる「Reckless Life」は、「Appetite for Destruction」で結実する、荒削りなようでいて緻密なアレンジを駆使したソングライティングはまだ姿を見せず、勢い一発の感も強いが、底知れぬエネルギーが溢れ出ている佳曲。
ただ原曲はRose/ Hollywood Rose時代からあるもので、当時は「Wreckless」と題されていたもの。当時の音源がHollywood Rose「The Roots of Guns N' Roses」に収録され、'05年に陽の目を見ている。
アルバムデビュー以前にはライヴレパートリーだったが、「Appetite for Destruction」ツアーでピックアップされる事はなく、「Skin N' Bones」ツアーで突如復活、'93年3月17日のBoston公演などで同時期に3回の演奏記録があるものの、当時のメンバーとはリズムのドライヴ感が全く異なるため、ずいぶん印象は異なる。