2-2: Slash_sessionssong listings

Heaven Can Wait

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GN'RがサポートをつとめたIron Maidenの'88年アメリカンツアー中、6月Irvine公演でプレイされた彼らのオリジナル曲「Heaven Can Wait」(オリジナルは'86年作「Somewhere in Time」に収録)で、SlashとStevenがLA Gunsの面々と共にバッキングコーラスとしてステージに上がった記録あり。

Honky Tonk Women

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'88年1月14日、West ArkeenとDel Jamesを加えたGN'Rの変名バンド The Drunk FuxによるHollywood公演で、The Rolling Stonesのカヴァー曲「Honky Tonk Women」(オリジナルは'69年作「Through the Past Darkly」に収録)をプレイ。

また'93年5月30日GN'RのMilton Keynes公演ではRoniie Wood とMichael Monroeをゲストに迎えてプレイ。また同月14日にHollywoodで行われたチャリティーショウに The Drunk Fux名義で出演、その場にAxlは居なかったものの、同曲をプレイしたことでも知られる。

また'93年5月14日、再びThe Drunk Fux名義を持ち出した面々(但しメンツは多少変更あり。GN'RからはSlash/ Duff/ Matt Sorum/ Gilby Clarke、そしてZakk WyldeやLemmyらが参加)は、Hollywoodでのチャリティーショウでも同曲をプレイした。

このように幾度となくライヴ演奏はしているが、GN'Rとして公式音源はリリースしていない。

Imagine

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GN'R「Use Your Illusion」ワールドツアー中、「Patience」の間奏にしばしば導入されていたJohn Lennonのカヴァー曲が「Imagine」だった(オリジナルは'71年作「Imagine」に収録)。

ライヴ初演は'93年4月1日Portland公演で、以降7月のツアー終了までは「Pinball Wizzard」「Over the Hills and Far Away」とセットでプレイされる機会が多かった。

またRonnie Woodの'01年Irish/ UK Tourに同行したSlashが、John Lennonの命日12月8日公演で演奏した記録もあり。

Mama Kin

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ファーストep「Live Like a Suicide」に(もちろん後に「GN'R Lies」にも)収録された「Mama Kin」は、ご存知Aerosmith(オリジナルは'73年作「Aerosmith」に収録)のカヴァーだが、イントロを短くアレンジし、本家を上回るダイナミックな演奏がインパクト大の一曲。

ライヴ初演は'85-'86年頃と考えられており、アルバムデビュー以前にはライヴレパートリーであったが、「Appetite for Destruction」ツアーではたまにピックアップされる程度になり、「Use Your Illusion」ツアーでは姿を消す。

唯一プレイされたのはPay Per Viewで同時中継が行われた'92年6月6日Paris公演で、AerosmithのSteven TylerとJoe Perryがアンコールでゲスト参加したヴァージョンである。また後に、お遊び程度ではあるが、'06年7月14日「Bilbao Live Festival」で同曲イントロのさわりだけをプレイした記録あり。

また'02年4月29日にHollywoodで行われたRandy Castilloの追悼チャリティショウでは、元GN'RのSlash/ Duff/ Mattに加え、BuckcherryのJosh Todd/ Keith Nelsonによる即席バンドが、Steven Tylerをゲストヴォーカルに迎えプレイした事でも知られる(もちろんこれは、後のVelvet Revolverへの礎として知られる原型バンド)。

Nice Boys

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ファーストep「Live Like a Suicide」に(勿論、後に「GN'R Lies」にも)収録された「Nice Boys」は、豪・ハードR&RバンドRose Tattoo(オリジナルは'78年作「Rock'n'Roll Outlaw」収録)にも引けを取らない疾走感が痛快な必殺カヴァー。

ライヴ初演は'85-'86年頃と考えられており、アルバムデビュー以前にはライヴレパートリーだったが、以降はセットから一旦姿を消す。そして'93年2月から始まった、別名「Skin N' Bones」ツアーで突如復活。Matt Sorumのドラミングゆえ、Steven Adlerによる当時の荒削りなものとは一線を画す非常にタイトな演奏だったが、まさかの選曲は当時のファンを唸らせた。

また'07年6月には、'93年同様にオーストラリアツアーのサポートアクトをつとめたRose TatooのヴォーカリストAngry Andersonが、23日Sydney公演から数回にわたりGN'Rと共演。AxlとAngry Andersonのツインヴォーカルを披露したことも記憶に新しい。

また、前述の'93年オーストラリアツアー(Rose Tattoがサポートアクトとして同行)ではショウのオフ日だった'93年1月31日におこなわれたRose TattoのMelbourne公演にSlashとDuffが飛び入りし、同曲で共演した記録あり。

Only Women Bleed

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GN'R「Appetite for Destruction」ワールドツアーから「Use Your Illusion」ワールドツアーに掛けて、「Knockin' on Heaven's Door」のイントロとして Slashがギターを奏でていたのは、Alice Cooperのカヴァー曲「Only Women Bleed」(オリジナルは'75年作「Welcome to My Nightmare」に収録)。時折Axlがヴォーカルで参加することもあった。

ライヴ初演は'88年2月12日Phoenix公演で、以降は「Use Your Illusion」ワールドツアー終了迄ほぼ全てのショウでプレイされた。また「Knockin' on Heaven's Door」がショウ中盤のアコースティックセットに組み込まれるようになる'93年2月以降、レギュラーセットから姿を消すが、同年5月24日Athens公演で同曲をアコースティックでフルヴァージョン演奏する珍しい機会もアリ。

また同曲はのちにSlashのレパートリーと化し、Slash's Blues Ballの'96-98年ツアーではレギュラーセットに定着。Teddyがヴォーカルをとり、フルコーラスを演奏していた。

そしてAlice Cooperの'96年6月2日Mexico City公演にSlashがゲスト出演、同曲で共演した模様が'97年発表のライヴアルバム「A Fistful of Alice」に収録されている。

Paradise City

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GN'Rライヴ大定番のエンディング締め曲「Pradise City」は、「Appetite for Destruction」アナログG面6曲目に収録。'88年8月16日East Rutherford公演、同年8月20日Donington Parkでの「Monsters of Rock」フェスティヴァルでの映像を中心とした躍動感溢れるPVも制作された。

'91年1月20日「Rock in Rio 2」での野外ライヴ映像がセルビデオ「Hard N' Heavy #13」に、'92年1月25日Las Vegas公演でのライヴ音源が「Live Era '87-'93」に、'92年2月22日東京公演でのライヴ映像が「Use Your Illusion World Tour 1992 inTokyo」に収録されている。

ライヴ初演は'86年1月18日Hollywood公演で、以降は「Appetite for Destruction」ワールドツアー、「Use Your Illusion」ワールドツアー、また'01年1月1日Las Vegas公演以降もほぼ全てのショウでアンコールラストの大定番曲として常に据えられている。

イレギュラーな曲順としては'92年4月20日Londonでおこなわれた「Freddie Mercury Tribute Concert」でのオープニングチューンだった事が有名?ライヴオープニングから、とてつもなくAxlのヴォーカルが伸びる、非常に珍しいショウとしても有名。

またIzzyが'00年4月の日本公演中、サウンドチェックで同曲をフルコーラス、しかもIzzyがヴォーカルをとってプレイしたのは後にも先にもこれ一度きりか?(詳細はYESTERDAZE #5参照)

また'01年12月、Ronnie Woodがおこなった3回のショウにSlashがゲスト参加。これらのライヴで「Slashの持ち歌1曲を演奏する」という事でピックアップされたのがコレ。Slash's Snakepitチューン「Just Like Anything」のインストヴァージョンから同曲へメドレー形式でプレイ。サビでRonnieとSlashのツインヴォーカル(!!!)が聴けるというレアなアレンジ。この映像は、Ronnie Woodの'01年12月11日London公演を収録したライヴDVD「Far East Man」で見れます。

また'02年4月29日Hollywoodでおこなわれた「Randy Castillo's Memorial Benefit Concert」にてSlash/ Duff/ Matt SorumがBuckcherryのJoshua Todd/ Keith Nelsonと共演し、セルフカヴァー。同ラインナップは、後のVelvet Revolver結成に至るテストの意味を込めたセッションとして知られる(ほどなく消滅することに)。

またFreaks in the Room/ Adler's Appetiteもセルフカヴァー。

GN'R Paradise City Jap 3inch GN'R Paradise City Us Mc Hardn Heavy 13 Jap VHS Hardn Heavy 13 Uk Advert

Rocket Queen

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「Rocket Queen」はデビュー前からレパートリーにあった、GN'Rオリジナルチューンとしても極初期の一曲で、「Appetite for Destruction」アナログR面6曲目に収録されている。また「Live Era '87-'93」では、'92年1月25日Las Vegas公演でのライヴヴァージョンも聴ける。

世界的に出回っているリハーサル音源が数ヴァージョン耳に出来るが、後の最終型アルバムヴァージョンと比較するとアレンジが多少異なり、完成度に大きな隔たりを感じる。

ライヴ初演は'86年1月18日Hollywood公演で、その後「Appetite for Destruction」ワールドツアー中はレギュラーセットに定着、日によってはStevenのドラムソロを導入していたことでも知られる。

その後、'91年中には比較的プレイされていたが、'92年は時折ピックアップされる程度で、同年7月29日East Rutherford公演を最後に「Use Your Illusion」ワールドツアーでは演奏されていない。

そして'01年1月1日Las Vegas公演で復活した後も、時折ピックアップされている。また、未発表のオリジナル・チューン「It Tastes Good, Don't It?」を間奏に導入、メドレー形式でプレイされることもアリ。そのウチの1回は'92年2月22日東京公演で、その模様は公式ライヴヴィデオ「Use Your Illusion World Tour '92 in Tokyo」で見ることが出来る。

また、Freaks in the Room/ Adler's Appetiteでセルフカヴァー曲としてピックアップしていた。

Train Kept a-Rollin'

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GN'R「Use Your Illusion」ツアー中の'92年6月6日Paris公演のアンコールで、AerosmithのSteven TylerとJoe Perryがゲスト出演。ツインヴォーカル、トリプルギターの豪華共演が実現したのが、Aerosmithのカヴァーでも有名な The Yardbirdsチューン「Train Kept a-Rollin'」だった(オリジナルは'65年作「Having a Rave Up」に収録。また Aerosmithヴァージョンは'74年作「Get Your Wings」に収録)。

GN'Rとしてはこれが初演となり、翌'93年には「Double Talkin' Jive」間奏のジャムパートで幾度となく演奏されることに。また'90年3月3日、AerosmithのInglewood公演にAxlとSlashが飛び入りし、同曲で共演した。

 Aerosmith Ticket Inglewood 1990

Voodoo Chile

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GN'Rの「Use Your Illusion」ワールドツアー中、Slashのギターソロにてメインリフを導入していたJimi Hendrixのカヴァー曲「Voodoo Chile」(オリジナルは'68年作「Electric Ladyland」に収録)。

また'94年6月24日Londonで行われた「Night of 100 Guitars」なるイヴェントで、Pride & GloryのセットにSlashが飛び入り。同曲でZakk Wyldeとの濃厚なツインリードを披露した。

Tie Your Mother Down

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GN'Rの'92年6月13日London公演にBrian Mayがゲスト出演、Queenの代表曲の一つ「Tie Your Mother Down」で共演した(オリジナルは'76年作「A Day at the Races」に収録)。

また'92年4月20日にLondonで行われた「The Freddie Mercury Tribute Concert」で、Queenをバックに従え、Def LeppardのJoe Elliottと共にSlashがゲスト参加した模様が、同公演を収録したライヴヴィデオで見ることが出来る。

またその1年後の'93年4月5日には、Los Angelesで収録された The Brian May Bandのスタジオライヴに、再びSlashがゲスト参加。その模様は、Brian Mayのシングル「Resurrection」のカップリングとして聴くことが出来る。

そして、さらにSlash's Snakepitの’95年ワールドツアーで、アンコールに日替わりカヴァー曲として同曲が度々ピックアップされていた。同年5月13日Hollywood公演にはDuffが飛び入り、共演を果たしたのもコレ。


Always on the Run

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レニークラヴィッツ Lenny Kravitzのヒット曲の中でも一際人気の高い、(ハードロック+ファンク)割る2、といった曲調のグレイトチューン(オリジナルは'91年作「Mama Said」に収録)。Slashが作曲、レコーディング、そしてヴィデオクリップまで全面参加した事で知られる。

元々SlashがGN'R用として温めていたメインリフだったが、「GN'Rに似つかわしくない」「ちょっとファンキー過ぎる」等の理由でAxlから却下された為、これを叩き台にしてLennyと共作したそう。

GN'RとしてはLennyがゲスト参加した'92年6月6日Paris公演で、Axl抜きの編成(Lennyがヴォーカル)で一度きりプレイした際の映像が全世界生中継されたことで知られる。

また、Slash's Blues Ballではツアー中のライヴレパートリーとなっていた。

ラジオショウCD Slash and The Hard Edge of Rock

Communication Breakdown

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客席にAxlが飛び込み、セキュリティに暴力をふるった角で逮捕される事件に発展したGN'Rの'87年11月22日Atlanta公演。ショウはAxl抜きで続行せざるを得なくなり、このLed Zeppelinのカヴァー曲「Communication Breakdown」(オリジナル曲は'69年作「1」に収録)をプレイした。

のちの'93年2月25日Birmingham公演では、Axlが喉の不調を訴え、ステージを退き不在となったところを、Duffがヴォーカルをとり、同曲を演奏した記録あり。

また'97年作Led Zeppelinトリビュートアルバム「Stairway to Heaven」に収録された、Sebastian Bach (vo/ ex.Skid Row)による同曲カヴァーにSlashがゲスト参加していることでも知られる。

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